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2007年7月16日 (月)

iPhoneをさわりました!

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先日、とあるインタフェースデザイナーの方とお話していたときに、その方がiPhoneを持っていらしたのでさわらせていただきました。感動です!

動作画面はWebなどに動画がたくさんアップされて見ていましたが、実機を見るとまた違います。大きさはは思ったより小さく、重さは思ったより重かったです。電話機能は使えませんが、それ以外の機能は全部使えます。日本語表示も一部されていました。動作は機敏です。

感想は、画面の狭さは、動作の機敏さでカバーできるということ。画面のスクロールやドラッグが瞬時にできるので、小さな画面で全部見なければならないということがなくなるのです。画面変化やスクロールなどの動的な変化を前提として画面デザインを行うべきなのです。

近い将来iPodがiPhoneのようなインタフェースを備えるかもしれませんね。

そのデザイナーの方とはもっと重要なお話をしていたのですが、iPhoneを見せていただいて、iPhoneで盛り上がってしまいました。失礼しました。

その方とはiPhoneは、日本のものづくりのように、コスト、技術、マーケティングなどの積み重ねや、企業内の各部署の合議から生まれた物ではない、ということを話しました。iPhoneはAppleのトップのジョブズが「iPhoneはこうあるべき」をトップダウンに実現したもので、日本ではこのような物は技術的やデザイン的に可能でもすぐには作れません。

日本で同様の携帯電話を企業内で提案したとして、その製品が売れるかどうかを企業の企業のトップが判断することは難しいです。なぜなら全くの新しい製品であり、ユーザーもいないし、売れてい類似商品もないのです。
逆に、日本の企業でこのような製品をボトムアップに上層部に提案するときにも、上層部を納得させる材料がありません。

また、小池研究室が行っている「活動中心デザイン」や、最近の「ペルソナ」など、個々のユーザーの行動に焦点をあてたデザインプロセスがありますが、その成果をもって企業の上層部をどのように説得すべきなのかをその方に質問されました。マーケティングでは「ユーザーセグメント」のように、ユーザーの集団を何種類かのセグメントに分割してそれぞれの特性をもったユーザーセグメントにあった商品を開発すべしという話もありますが、それもそのようなセグメントに分かれたユーザーの集団が所与に存在するわけではありません。逆に、ペルソナのように個々のユーザーの話は説得力はあっても、そのユーザーと同じ指向をもったユーザーがどれだけいるかはわかりません。でも一人がいいと思った物はけっこう多くの人がいいと思っていたりします。

結局は、ジョブズのように、「自分が気に入った物は、他の多くの人々も気に入るはず」と信じてトップが決断するしかないのでしょうか。

iPhoneを見せていただいた方は、ご自分で入手されたそうです。入手作業も簡単ではないと思いますが、インタフェースデザイナーが、自分で最先端のインタフェースを手に入れて触って見るという積極性はとてもいいと思いました。いつか日本でもこのようなプロダクトを作ってみたいです。

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