日野自動車ポンチョ見学
11月21日に東京都日野市にある、日野自動車株式会社の本社にあるデザインセンターにゼミの3、4年生と行きました。目的は小池研究室が行っているコミュニティバスのデザイン研究の一環で、日野自動車が開発しているコミュニティバス「ポンチョ」の実物見学とポンチョのデザイン開発プロセスについてのお話をうかがうことでした。
ポンチョは、コミュニティバスのためにサイズや内装など、新規に開発されました。多くの地域でコミュニティバスとして採用されています。
社内ではポンチョに乗ることができました。ポンチョは実物は街を走っていますが、じっくり眺めたり、写真を撮ったり、触ったりすることはできません。じっくり見ることができました。ポンチョのデザイナーのお話も直接聞くことができ、ポンチョに対する思い入れも伝わりました。
バスの開発は通常一年間はかかるそうですが、ポンチョは半年です。開発を急いだのは2004年のモーターショーでポンチョのプロトタイプを展示したときに多くの人々や自治体関係者から大きな反響があったからです。ユーザーの要望に押されるように急ピッチで開発が行われたそうです。ポンチョのデザインは、ユーザーや、自治体の求めるニーズにあっていたのです。例えば、ポンチョは、タイヤを車体の両端に可能なかぎり追いやることで、フラットで低い床をできるだけ広く確保して、車いすなどが入りやすいようにしています。
また、バスの購入者は本来利用者ではなく自治体やバス事業者ですが、ポンチョは一般のユーザーが乗用車を買う時と同じようなイメージでデザインを行い、さらに一般のユーザーを意識したパンフレットなどを制作して、バスのユーザーに「自分たちのバス」と感じてもらうようなことをしています。
バスの本当のユーザーは一般の人々ですから、バスは一般の人からも支持を得られなければならないはずですね。
貴重な機会をいただき、学生たちにもよい経験でした。ありがとうございました。
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