無料ブログはココログ

« 展覧会をとりあげていただいたブログ(1) | トップページ | 展覧会をとりあげていただいたブログ(2) »

2008年2月25日 (月)

展覧会3日目終了

Img_2043

 24日(日)は展覧会3日目でした。学生たちは、朝9時すぎから会場で準備作業。私は、最初に研究室の学生の親御さんが海外の駐在先からいらしたのでお話しました。息子さんに対する父親の愛情を感じました。

 11時過ぎにデジタルステージの平野さんが登場。会社のスタッフ5名も同行されました。皆でお昼を食べて、1時からプレゼンルームで平野さんの講演がはじまりました。最初はデジタルステージのソフトの解説と後半はソフトウェアの開発コンセプトのお話でした。広報の方の話によれば、講演を聞いていたのは主に学生さんだったので、平野さんもビジネスマン対象の講演よりかは、リラックスして本音を話していただいたようです。

 デジタルステージのスタッフの方も、平野さんのまとまった話を聞くのは社内でいっしょに仕事をしていてもなかなか聞くことができず、今回の講演を楽しみにしていたようです。

 デジタルステージのソフトのデザイン手法は、「旅」によるブレインストーミングと、もうひとつは「半径200mマーケティング」です。これは、広範囲の不特定多数の人にアンケートをするのではなく、半径200mにいる自分たちの身近な人々の考えを拾いあげていくやりかたです。

 具体的には、あまりユーザー調査というものをしないで、自分たちの周囲の人々の考えや空気から直感的に新しいデザインを生み出すというものです。ユーザーに何か要望を聞いてすぐに明快な答えは返ってくることはほとんどありません。またすぐに答えてくるものはそんなに新しいものではありません。それよりも、ユーザーが今は欲しいといわなくても、ユーザーがほしがるようなものを先回りして新しいものを作り出して、それを出したとたんにユーザーに欲しいといわせるような物作りをしているのです。その新しい物を見つけ出すのが、旅によるブレインストーミングなのです。

 また、平野さんを中心に、「自分たちが欲しいもの、いいと思うものは、みんなも欲しいと思うはず」という絶大な自信と、バンドのメンバーのような、以心伝心の少数先鋭スタッフによるノリと気合いによる、集中した開発作業が彼らのエネルギーです。来ていただいたスタッフの皆さんも財務担当取締役、広報、インタフェースデザイナー、サポート担当、ネットショップ担当などの方たちでしたが、皆さんパワフルで和気あいあいな雰囲気でした。あとスタッフは、「音楽」というキーワードでつながっているような感じでした。デジタルステージのソフトを使っている人たちは、このようなソフトが作られている人々の活動にも共感してソフトを購入しているのでしょうね。

 小池研究室とは違った直感的アプローチのデザインプロセスですが、これもユーザー中心デザインのひとつなのです。アップルも、綿密にマーケティングしているというよりかは、CEOのスティーブ・ジョブズがいいと思うものはユーザーもいいと思うはず、というノリでマックをデザインをして自分でユーザーテストしているように見えます。

 講演の最後はデジタルステージさんが会場のギャラリーのためにサプライズを用意してくれて、デジタルステージのソフトのBiND FOR WEB LIFEや、平野さんの著書やデジタルステージが編集した雑誌、デジタルステージのグッズなどをプレゼントしてくれました。会場でじゃんけん大会をしてプレゼントをいただき、会場は多いに盛り上がりました。平野さんのこういう場の盛り上げ方はすごいですね。

 展覧会開場も今日は3日間で最高の入場者を記録しました。研究室のOBもたくさんきてくれました。学生たちが半年以上もかけて企画、制作した展覧会でしたが、たった3日間でおわってしまうのはもったいない気がしましたが、無事に事故や怪我もなく終了しました。平野さん、デジタルステージの皆さん、会場にいらした皆さんありがとうございました。小池研究室の学生たちも、本当ご苦労様でした。明日は会場の片付けです。

« 展覧会をとりあげていただいたブログ(1) | トップページ | 展覧会をとりあげていただいたブログ(2) »

研究室活動」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111410/40254714

この記事へのトラックバック一覧です: 展覧会3日目終了:

« 展覧会をとりあげていただいたブログ(1) | トップページ | 展覧会をとりあげていただいたブログ(2) »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31