無料ブログはココログ

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

2008年9月 4日 (木)

"金の卵" 学校選抜 オールスター デザイン ショーケースプレゼンテーション

今晩、アクシスで"金の卵" 学校選抜 オールスター デザイン ショーケースの学生プレゼンテーションがあり、出展学生が3分程度ですが、プレゼンをしました。私もいきました。皆、プレゼンがうまいです。会場には小池研究室の一期生で今、麻布のWebの会社でWebディレクターをしているM君が、会場に差し入れの鯛焼きを持ってかけつけてくれました。ありがとう。プレゼン後に簡単なパーティがあり、他大学の学生とも話す機会があり、多摩美や慶応、母校の千葉大の学生とも話しました。6日にもプレゼンがあります。

2008年9月 3日 (水)

第3回 "金の卵" 学校選抜 オールスター デザイン ショーケース

Img_3801今日の夕方鬼頭氏の葬儀の後に、六本木のアクシスビルで開催されている第3回 "金の卵" 学校選抜 オールスター デザイン ショーケースを見ました。小池研究室も「インフォメーショングラフィクスのデザインプロセス」で出展しています。夕方だったので人影もまばらでした。小池研究室は"金の卵"初出場で非常に光栄ですが、パネル、作品、会場ディスプレイをどのようにしたらいいのかまだよくわかっていませんでした。最初、そっけなかった会場ディスプレイもアクシスのキュレイターの方のアドバイスをいただき、だいぶよくなりました。

キュレイターの方のお話では、来場者は「インフォメーショングラフィクスのデザインプロセス」を見て、インフォメーショングラフィクス作品そのものよりかは、デザインプロセスに大きな関心があるそうで、それに特化したパネルにもっとすべきでした。それぞれの学生作品にはデザインプロセスの説明はありますが。

他のデザイン系学生には、小池研究室がデザインプロセスにこだわっていることで、デザイン以前の問題に気づいてもらえるといいです。逆に小池研究室もデザインプロセス以後の作品制作においてアピアランスに他大学の学生がこだわっていることがわかると思います。お互いコミュニケーションしてよい刺激になってもらいたいです。

学生からみると、今回の展覧会は学生の作品展ですが、教員の私からみると「大学対抗デザイン教育カリキュラム合戦」です。学生作品は各大学のデザイン教育のカリキュラムにしたがって作られているので、そのカリキュラムの特徴や目的がよく現れているのです。

とくに会場に展示してある、膨大な各大学の学生のポートフォリオを見るとそれを感じます。先進的なカリキュラムに取り組んでいる大学もあれば、私がかつて大学で受けたのと同じ伝統的なカリキュラムもあります。小池研究室のカリキュラムを作っている私自身も比較されている気持ちです。

会場にある、250冊のポートフォリオはそれだけでも半日かけて見る価値はあります。

情報デザイン系の大学の作品は第2展示室という別の小部屋に展示してあるのですが、キュレーターの方からは、「小池研究室の作品などは他大学の作品と単にアピアランスだけ比較されるとつらい。デザインプロセスに重きをおいて、趣旨が異なっているので、部屋を分けて展示した。」といわれました。情報デザイン系も、いつかいっしょの部屋で展示されたいです。

以下の日程で各大学の学生のプレゼンがあります。小池研究室の学生もプレゼンします。

第2回 9月3日(水)18:00~20:30
第3回 9月6日(土)14:00~

3日夜は私も会場にいるかもしれません。
よろしくお願いします。

第3回 "金の卵" 学校選抜 オールスター デザイン ショーケース

2008年9月 2日 (火)

鬼頭梓氏の葬儀に参列

Img_3799前のブログに建築家の鬼頭梓氏の逝去について書きました。自分が高校生の時に、たった一日だけお会いした方でしたが、大変お世話になった方です。そのときのお礼のつもりで逝去のことを書かせていただいて、それ以上のことは何もできないと思っていました。

しかし、ブログを書いたあとで、すぐに、佐田祐一建築設計研究所の佐田さんという方からコメントをいただき、今日の葬儀の情報をいただきました。佐田さんは鬼頭氏の事務所のOBのようです。佐田さんからメールをいただくまでは、高校生の時に、一度だけお会いした著名な方の葬儀だけに参列するなんて心苦しくてできないと思っていたのですが、ネットで私のブログを見つけて、見ず知らずの私に声をかけていただいたことに感謝して、本日、葬儀に出席させていただきました。ネットってすごいです。声をかけていただいた佐田さん、ありがとうございます。

会場は、キリスト品川教会。JR品川駅から徒歩10分程度にありました。写真がその教会ですが、鬼頭氏の設計だそうです。自分で設計した協会で自分の葬儀をあげられたのですね。鬼頭氏はクリスチャンでした。会場にはたくさんの建築関係者とおぼしき方たちがいらしていました。もちろん知っているひとは誰もいません。

葬儀がはじまり、生前親しかった方やご親族のお話を聞いていくうちに、高校生のときに鬼頭氏からお聞きしたことの記憶の断片が少しずつ繋がっていきました。

葬儀の中で「鬼頭氏は自分の筋を通される方」「営業はしない。建築は(信頼されて)頼まれてするものという考えをもっておられた」というお話も聞きました。

私が高校生の時に、事務所の経営が苦しかった時期もあったということをお聞きしたことを思い出しました。やみくもに営業して、仕事を得てもそのときは経営的に楽かもしれないが、そうしないで自分のポリシーにあわない建築は作らない、という厳しい態度の方だったのです。なかなかできることではありませんが、建築はその建築家がなくなったあとも残るものです。その建築家が毅然とした態度で作ったよい建築だけが、人々に長く親しまれるはずです。

自分自身の筋を通して生きることが、そのときはつらいかもしれないが、最後は自分を高め、よい作品を残し、他者の信頼も得られるのです。鬼頭氏は、そのように自分自身が毅然として自分の仕事を果たし、社会的な責任をもって社会に貢献する職業をプロフェッションと呼び、建築家もプロフェッションであるべき、と考えられていたのでしょう。

葬儀に参列させていただいて、私は、プロフェッションとしての建築家に徹した鬼頭氏のお話に触れることができて本当によかったです。今日の葬儀で、鬼頭氏に高校生の時にあってお聞きしたことが長い年月を越えてつながりました。高校生の私に「プロフェッションとして生きるべき」と教えてくれていたのです。私もそうありたいです。鬼頭氏の冥福をお祈りします。

鬼頭氏の書籍が出ています。
建築家の自由―鬼頭梓と図書館建築

鬼頭梓建築設計事務所

キリスト品川教会

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31