無料ブログはココログ

« 3Dプリンターワークショップ2009 | トップページ | 神奈川新聞インフォグラフィックスをデザイン(2) »

2009年8月19日 (水)

神奈川新聞インフォグラフィックスをデザイン(1)

来週8月25日(火)に発行される神奈川新聞の朝刊の中に小池研究室がデザインしたインフォグラフィクスが掲載予定です。現在、最終のデザイン調整にはいっています。

内容は掲載日まで詳しくは申し上げられませんが、テーマは、「若者に今回の衆議院選挙において投票行動をすすめる」で研究室の3年生10人がデザイン作業に参加しました。紙面はカラーで1ページです。

今年のはじめに、共同通信でインフォグラフィックスついて講演させていただいたときに、全国の新聞社の整理部やデザイナーの方々に聞いていただきました。その講演後に神奈川新聞社の方に声をかけていただいて、小池研究室とのコラボレーションが実現しました。

小池研究室が、インフォフラフィックスについて教育・研究をはじめて10年近くたちますが、やっと本当の新聞にインフォフラフィックスをデザインさせていただくことになり、感無量です。25日は是非お手にとってご覧ください。神奈川県や東京都町田市の駅の売店などで入手できます。

今回、インフォグラフィックスのデザインプロセスで新しい取り組みを試みました。これは以下のようなことです。

(1)記事と同時に制作
通常は新聞社内で、記者がテキストを書いて、それを基本としてデザイナーにインフォグラフィックスが発注されることが多いです。今回は、最初から記者の方たちと小池研究室でミーティングを重ねてインフォグラフィックスのコンセプトや方向性について詰めました。

(2)リサーチャーの役割
インフォグラフィックスをデザインするために、コンセプトにしたがい、統計統計などの情報を収集して、吟味して選択する必要があります。そのような役割を欧米の新聞の製作現場では「リサーチャー」という専門職が担当しているのですが、日本の新聞社にはまだそのような職種はありません。今回はインフォグラフィックスをデザインする小池研究室がリサーチャーの役割を果たしました。しかし、情報収集能力は新聞社のほうが圧倒的に優れているので、結果的には情報のソースについては新聞社に大分お世話になりました。

(3)新しいデザインプロセス
インフォグラフィックスをデザインプロセスには小池研究室がいつもデザインするときに使用しているデザインプロセス採用しました。これは、おおまかにいうと、ブレインストーミング、コンセプト決定、ストーリー決定、情報収集、情報の分解整理、情報構造図の制作、アイデアスケッチ、デザインの実施などです。

(4)若者にも読みやすい新聞紙面のデザイン
今回は新聞の1ページをまるまる、おまかせいただき、紙面を自由にデザインしてもよいと言われました。通常の新聞は、専用の組版システムを使用していますのが、その制約や他の記事のスペースに無関係にデザインできました。ですので、今回は、伝統的な新聞の紙面デザインとは関係なく、インフォグラフィックス中心のデザインを試みました。若者の新聞離れが問題になっている今、若者にとっても親しめる紙面デザインをめざしました。小池研究室の3年生がデザインに参加しましたので、彼らにとっても読みたくなる新聞の紙面になりました。

神奈川新聞カナロコ

この記事はつづきます。

« 3Dプリンターワークショップ2009 | トップページ | 神奈川新聞インフォグラフィックスをデザイン(2) »

インフォグラフィックス」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111410/45970651

この記事へのトラックバック一覧です: 神奈川新聞インフォグラフィックスをデザイン(1):

« 3Dプリンターワークショップ2009 | トップページ | 神奈川新聞インフォグラフィックスをデザイン(2) »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31